ゲンキです。
随分昔にやってたマンガ、ブラックキャット。
賛否両論あったけど、自分は大好きなマンガです。
ずっとラジオで話そう話そうと思って毎回忘れてたので、ブログに書くことにしました。
授業中の落書き全盛期に読んでたこともあり、
絵を描く上で誰に影響を受けたかと言えば間違いなく矢吹さんがランクインします。
当時も今もバトル物と言えば迫力重視の絵が多く、
荒っぽい線で描かれる作品が多い。
そんな中、線を綺麗に描くブラックキャットに自分は衝撃を受けました。
こんなに綺麗な絵でバトル物が描けるんだ、と。
また、単行本の加筆修正がたくさんあり、
ジャンプだけじゃなく単行本も大いに楽しめるという
矢吹さんのプロ根性にも感動していました。
連載開始当時は中学生だったので、
悲しみを背負った元殺し屋みたいなベタな設定も大好物(笑)。
自由なトレイン、いざとなるとカッコいいスヴェン、
成長していくイヴ、無駄にエロいリンスなどなど。
みんな好きなキャラクター。
ただ、ひとつだけ残念だったのが絵の変化。
自分より年上なトレインがカッコ良く見えてたので、
どんどん幼い絵柄になるトレインを見るのはちょっと微妙な気分になった。
ナノマシン打たれて子供になったせいもあるんだろうなー(笑)。
顔つきが大人っぽくなっていったイヴも後半なぜかどんどん幼くなり、
気が付いたら金色の闇になる始末。
そういう経緯があったのでTo Loveるはちゃんと読んでませんでした。
唯一の救いは、時々目に入ったTo Loveるの絵が
どんどん上手くなっていったこと(笑)。やはり矢吹さんは努力の人だった。
話は移って敵サイド、星の使徒。
クリードに関しては「なんだこいつは!酷ぇヤツだ!嫌いだ!」と思ってたけど
シャルデン、キョウコ、リオン辺りは好きだった。
星の使徒のアイテムに「神氣湯」ってのがあって、割とバトルマンガによく出てくる
“飲んだら死ぬか能力に目覚めるかどっちか”ってヤツ。
「こういうのあっても自分は飲まないだろうなぁ」と思ってたけど、
こいつらなら飲んじゃうんだろな、と納得出来るメンツだった。
クロノ・ナンバーズもベタにジェノスやセフィリアが好きでした。
やっぱ武器が特徴ってお約束。
なんかこう、世紀末リーダー伝たけしとは別なベクトルで
自分が好きなキャラがたくさん出てくるマンガだった。
To Loveるがスクエアでバカ売れしてるみたいなので
初期~中期のブラックキャットみたいな大人っぽい絵柄は
もう描かないのかもしれない。
とは言え、いつかまた好きだった頃の絵柄で、
矢吹さんの考えたストーリーで、漫画が読めたらいいなーと期待してます。