↓今回紹介するゲームのOP。PCの方は是非再生しながら読んでみてください。
人に嘘つき自分に正直、タクミです!
推理ゲームの紹介だけで三ヶ月はかかりそう。うーむ。
今回ご紹介するのはこちら!探偵物のなかでは屈指の名作と名高いこちら!
クロス探偵物語!(PS/SS)主人公 黒須 剣(18)
子供のころに事故で親を亡くしたが、その状況に不振を抱く。
高校卒業の後に親の死の真相を知るべく名探偵と名高い冴木探偵事務所に弟子入りを志願。
物語はそこから始まります。
非常にハイクオリティにまとまった名作です。7話からなるそのストーリーは、すべて魅力的。
3つほど例をあげると・・・
学校で次々と死んでいく教師達・・・しかしその死因は「癌」。偶然なのか?他殺なのか?
「恋人が宇宙人か調べてほしい」奇妙な依頼の真意とは。
洋館に閉じ込められ、予測不能に思えるアトランダムな殺害方法。犯人は無差別殺人犯?。
続きやオチが気になって一気にクリアしてしまったなあ><
さらにこの作品が素晴らしいのは「ゲームは娯楽である」ということを意識している点。
監督の神長豊氏はテレビ局出身だからか、ユーザーに推理を押し付けるのではなく作品を
楽しんでもらおうという心配りが感じられました。
推理パートでは選択ミスでゲームオーバーにならず、間違えるたびに少しずつヒントが出され
難易度が下がっていきます。文字の穴埋めでは直接ヒントがでたり、選択肢が減ったり。
それでも進めないと黒須君が解いてくれます。当時はインターネットが普及が今ほどすすんでおらず、
推理ゲームはすすめなくなってしまうことがよくありました。なのでこういったシステムは
ありがたいですよね。
ほかの独自に搭載された要素は「マッハシーク」というもの。
これの内容は、「ほかのゲームよりロード時間が早い」・・・それだけです。
地味ですよね。ですが素晴らしい。当時は次世代ハードに移ったばかりで、新規参入の
メーカーは比較的開発費が抑えられるADVゲームを製作するところが多かったんです。
他作品との差別化のため、推理を難しくするシステムを追加したりする作品が多かったんです。
そんな中クロスはユーザーに快適にプレイしてもらう下地を整え、あとは正統派の直球勝負。
それでいてシナリオ、キャラクター、演出が素晴らしいのだから、名作と呼ばれるのも
当然といえば当然なんでしょうね。
ゲーム画面
絵もきれいでボイスもあります。やっぱいいゲームだなあ・・・・・・。
ただし、このゲームには非常に大きな欠点があります。それは
続編でねええええええ!ということです。しかたない。神長氏はテレビ業界に帰ってしまったらしく、続編はお蔵入り。
2の予告映像も製作され、ゲーム誌にも必ず出すと声明を載せたのですが・・・・・・。
凡作ではなく名作の続編がでないということで、今でも続編製作を叫ばれている作品です。
黒須君。僕、君より9も年上になっちゃったよ・・・・・・。
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