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タクミです。前回の日記の直後、祖父が亡くなりました。喪主である叔父が何もしない為、葬儀に関するあらゆる事をできる限り手伝う事になりその大変さを痛感しています。子供の頃に経験した葬儀と違い、連絡やら席順や料理や花や斎場、すべてを自分達で準備しなければならない大人としての葬儀は不慣れな自分には大変でした。喪主代行としての勤めも祖父の友人達の助けがなければとても果たせませんでした。
祖父は宮城県医師会の理事としての顔を家庭内でも崩さず、遊びに連れて行ってくれた覚えもありませんでした。褒められる事もなく普通のおじいちゃんらしいことはされた記憶がありません。その厳格な祖父が人工透析を始めて日に日に衰えていく姿を見るのは言葉にできないほどつらく、悲しかったです。亡くなる直前には孫である自分の顔も、五分前の会話もわからなくなりそれでも
「人工透析は夜にしなければならない。昼は患者を診る」
とどんな姿になっても医者としての姿を崩さず、そのまま亡くなりました。

家族をかえりみなかったその姿が世間一般的にどう映るのかわかりません。ただ葬儀に参列してくれた方々を見る度に、周りから慕われていた偉大な祖父であったのだと感じています。
初七日を過ぎる頃にはある程度落ち着きます。それまでもうひと頑張り。新聞広告だせばよかったミスった。
最後に、前回の日記を書いた直後に手作りの料理を届けてくれたゲンキありがとう。泣けるほどおいしかった。

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コメント

無題

まだ子供の僕には、葬儀の準備の大変さなどはわかりませんが、お疲れ様です。

しっかり心も体も休めてください。

タクミさんのお祖父さんのご冥福をお祈りします。

コメント編集
2013/02/21(Thu.)
しょー

無題

＞しょーくん
心配してくれる気持ちだけでとても嬉しいです。ありがとう。自分が子供の頃の葬儀は「○時に○○に行きます」だの、「この時に○○を持つ」だの全部準備された状態で時間が流れていったように思う。親戚の子達にする立場になると余裕もないし大変。今のうちに親や親戚が何をしているか覚えておくと将来絶対役に立つよ～