脱力派エリート・ゲンです。
エリートかはともかく。
会社の後輩から「飲み会の誘いを断れない」との相談を受けたことがありました。
先輩社員の誘いが断り辛い。あるあるですね。
自分にもそういう時期が3週間くらいありました。
別に難しい話じゃないだろ、と思いつつも、完全には言い切れない。
飲みニケーションなんてアホみたいな言葉が存在するように、
酒がコミュニケーションを円滑にするなんて信じてる人が多いのもまた事実。
さすがに新しく職場に来た人や去る人の歓送迎会には行きますが、
自分は楽しそうな飲み会しか行かず、つまらんオッサン共の会合は
全て断ってきました。
実際自分が社内で”面白い”と思うオッサン達は仕事が出来るせいで
あちこちから引っ張りだこになり、一緒に飲む機会はほとんどありませんでした。
なのでその他のメンツに誘われても必然的に断る結果に。
下手に繕わず面倒なのでパスします、と。
どうも後輩はそういう所を見ていたので相談に来たんだそうな。
とりあえず先輩ぶれるような立派な社員ではないので、
正直に思ったことを言っておきました。
そんなもん自分がどうしたいかによる。
飲み会に行っておけば”付き合いが悪い”とか悪く思われることも無いし、
そういうとこでつくった関係が仕事で困った時に役に立つこともある。
仕事を円滑にやっていきたいなら、周囲の人間とうまくやっていきたいなら、
基本的に断らずに参加した方がいい。
オレみたいに周りとうまくやっていく気も出世する気も無くて、
何言われようが平気なら断れば良い。
どっちかに決める必要も無い。無理はしない、ってこと。
自分が言ったことが正しいのか、言いたいことが伝わったかはともかく、
正直にそう思います。
結局後輩は今も飲み会に行き続けることを選んでるようで。
それでいいと思います。大事なのは自分で選ぶこと。
自分は入社したばかりの時に飲み会に参加するたび、
「どうして自分で金を払ってこの場にいるのに、
相手に酒を注いだり注文を取ったり召使いみたいなことしなきゃいけねーんだ」
と疑問に持つような生意気社員でした。
まぁ幸いそこまで目の敵にされてる雰囲気は無い(と思う)ので、
今も気をきかせることのないまま。
仙台を発つ直前に同じ後輩から
「1次会終わって2次会に行こうってなった時に、 気が付くとゲンキさんが
いなくなってるんですけど、あれってどうやってるんですか?」
と聞かれて、自信満々に答えておきました。
「黒子のバスケを読んでおけ」
結局後輩が読んだかどうかは分かりませんが(笑)。
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